
「寒い時期は、テント内の外と中との温度差で、結露が発生することが多くなります」
朝起きたらテントが結露でびっしょりということもあり、夏場しかキャンプをされない方は、寒い時期にキャンプをすると大量に発生する結露に驚かれるかもしれません。
春や秋は結露が水滴ですが、冬場で気温が氷点下になると水滴が凍りつき、朝起きたらテントが凍ってカチカチになることもあります。



「寒い時期は、結露で濡れたテントを乾かすのがより大変で、結露の発生を抑えた方が、楽に撤収ができます」
結露の発生を抑えるのは、結露対策が必要。

今回は、我が家がおこなっているテントの結露対策を、詳しくブログで紹介したいと思います。
結露の発生を抑えて楽に撤収ができるので、ぜひ参考にしてくださいね。

*タイトル
キャンプの結露対策

ポリコットンテント

「ポリコットンテントは結露が少ないので、撤収作業がとても楽」

「素材がポリコットンのテントは、ポリエステルに比べて結露の発生が少なく楽に撤収作業ができます」
濡れたポリコットンテントは、日光に当てるか風通しをよくするとすぐに乾きます。

「ポリコットンテントは幕質が分厚く、暖房器具で暖めた空気が外に逃げにくいので、寒い時期でも暖かく過ごせるのもポリコットンテントの良い所」
結露対策を考えの方は、思い切ってポリコットンの幕を購入するのも、対策のひとつだと思います。

暖房器具をつけたまま寝る

「電源サイトを利用の方は、暖房器具をつけたまま寝ると、テントは結露しにくいです」
電気で暖める暖房器具は、一酸化炭素が発生しないので、閉め切って就寝しても大丈夫。
さすがにテントの下部分は多少結露をしますが、暖かい空気がたまるテントの真ん中から上部分は結露しにくいので、撤収する時が楽です。
我が家が電源サイトを利用する時は、ミニセラミックヒーター2台を結露対策につけたまま寝ます。

結露は、たたいて拭いて落とす

「結露した水滴を全てたたき落として、テントの下部分は乾きにくいので拭いてやると、テントは乾燥しやすいです」
結露で濡れたテントやタープを拭くのは、マイクロファイバーを使うと吸水性が高いので楽。

「マイクロファイバーは、素材が柔らかいので結露を拭くのにちょうどよく、吸水性が高いのでタオルなどに比べて水滴が取れやすいです」
タオルなどで結露を拭いておられる方は、マイクロファイバーに変えたらとても拭きやすいですよ。

結露で濡れた部分に、暖房器具をあてる

「日光が当たる部分は結露が乾きやすいですが、影になっている所はなかなか結露が乾きくいので、濡れた所に暖房器具を向けてやると意外にすぐ乾きます」
電源サイトの場合、我が家はミニセラミックヒーターを濡れた部分に向け、電源なしサイトでは石油ストーブを濡れた部分に向けて乾かしています。
特にテントの下の部分が乾きにくいので、ちょうどいい高さのミニセラミックヒーターは使いやすいです。

工夫してテントを張る

「テントを張る前に必ず調べてほしいのが太陽の位置で、太陽は東から登り必ず西に沈みます」
テントの撤収作業は、午前中におこなうことが多いと思います。
午前中の太陽の位置は東にあるので、東の方向に建物や大きな木がないか、テントを張る前にチェックして下さい。

「東の方向に建物や木があると、テントに日光が当たらないので、濡れているテントはなかなか乾きません」
iphoneを使っておられる方は、便利ツール→コンパスで簡単に方位がわかり、太陽の位置が把握できます。

フルオープンにする

「濡れたテントにできるだけ日光を当てて風通しをよくすると、結露したテントは短時間で乾燥します」
結露が乾きにくいのはテントの下部分なので、ガイロープを使ってテントの下部分を上にまくってやり、フルオープンにするとテントが乾きやすいです。


「我が家が使用しているガイロープは、とても丈夫なパラコード」

「特に冬場は、木の下にテントを設営しないことが大事」
太陽の力は、テントを乾燥させるのに必要で、結露を早く乾かすには日光が当たる所に設営をするのが大事です。
フリーサイトの場合は、周りに何もなく影ができないような所に設営してくださいね。
もしサイトがいつまでも木陰で結露が乾かなく、チェックアウトに間に合わなければ、諦めて早めに撤収して日当たりがよく風通しのいい所に設営しなおすのも一つの手。

キャンプ場選び

「寒い時期にキャンプをするなら、キャンプ場選びも重要」
川沿いや海の近く、湖畔のキャンプ場は、周りに水分が多いので結露する量がとても多く、結露が必ず発生します。
結露の発生の量を少なく抑えたいなら、川沿いや海の近く、湖畔のキャンプ場以外を選ばれた方がいいと思います。

ドームテント

「我が家もドームテントを保有していますが、結露を乾かすのが大変」
ドームテントは、フライシートとインナーテントに分かれているので、フライシートを乾かす場合、インナーテントと別に乾かさなければいけません。
フライシートを乾かす場合は、車の上にのせると楽に乾かせます。
車の上に、結露で濡れた部分を上にして乾かすと、あっという間に乾燥できます。

まとめ

どうしても結露を軽減したい方は、ポリコットンのテントを購入して下さい。ポリエステルのテントに比べて、結露が圧倒的に少ないです。
ポリコットンの素材は結露が水滴にはならず、水滴を吸収するので、結露を拭く必要がなくとても楽。
我が家は結露対策の為に寒い時期は、ノルディスクのアスガルドを使用しています。
最近、ポリコットンテントが圧倒的に売れている理由は、撤収が楽にできるからということがあります。
以上、「キャンプの結露対策は超簡単!テントやタープの結露の乾かし方も詳しくブログで紹介」でした