「キャンプ場を利用するには事前に予約が必要で、キャンセルをする場合は、キャンセル料金を支払なければいけないキャンプ場が増えてきています」
たまたま予約した日が雨の場合、キャンプに行くかどうか悩まれると思います。
「雨キャンプのデメリットはいろいろな理由があり、人それぞれ違ってきますが、我が家が思う雨キャンプのデメリットは下記の通り」
雨キャンプのデメリット
焚き火ができず料理も困る
テントやタープにこもらなければいけないので楽しめない
テントや道具を濡らしてしまうと乾かすのが面倒
雨の日の設営や撤収が大変
焚き火ができず料理も困る
テントやタープにこもらなければいけないので楽しめない
テントや道具を濡らしてしまうと乾かすのが面倒
雨の日の設営や撤収が大変
「雨キャンプは晴れの日に行くキャンプと違い、大変で面倒なことがたくさんあります」
今回、我が家が紹介するのが雨キャンプの対策で、雨の日のキャンプをスムーズにする方法を詳しくブログで紹介したいと思います。
これから雨キャンプを考えておられる方は、ぜひ参考にして下さいね!
*タイトル
【雨キャンプ最強の対策】テントやタープの設営とレイアウトを紹介
雨より風に注意
「台風はもちろん、低気圧などが発達して風が極端に強くなりそうなら、間違いなくキャンプ場をキャンセルをして下さい」
雨風が強い日はキャンプをする上でコンディションが最悪で、キャンプに行っても全く楽しめず危険を伴います。
「横殴りの雨で、テントやタープの設営や撤収は思っている以上に大変。荷物も雨でびっしょりと濡れてしまいます」
低気圧などが発生して雨風の強い時は、テントやタープの崩壊も考えられるので、雨風が極端に強い日のキャンプはおすすめできません。
キャンプ場選び
「雨のキャンプで一番大事なのはキャンプ場選び」
キャンプ場選びはとても重要で、選んだ場所がいいと雨設営がスムーズにできます。
フリーサイトで、車が横付けできるキャンプ場がベスト。
「フリーサイトは区画サイトと違い、自分で場所が決められます」
自分で場所が決められるので、サイト状態の悪い所・水たまり・水はけの悪い場所を避けて設営ができます。
設営した場所がサイト状態が悪く水たまりがあると、道具が濡れたりテントの浸水にもつながります。
「雨の日におすすめなのが砂利サイト」
砂利サイトは水はけがよく、道具やテントに泥がつきにくいです。
「雨キャンプに選んではいけないのが土サイト」
土サイトで床がないテントを使うと、地面が泥でぐっちょりしてしまいます。
幕や道具に泥がついて後始末が大変なので、雨の日の土のサイトは避けて下さい。
「オートサイトはサイト状態がよければ雨の日でも利用しやすいですが、水たまりがあったり水はけが悪いと大変です」
雨の日はできるだけ、サイトを選べるキャンプ場が良いと思います。
テント設営
「オープンタープとテントを張る場合、オープンタープを設営をしてからテントを設営して下さい」
小さなテントなら、オープンタープの下で設営ができます。
「オープンタープとテントを連結させると、雨に濡れずに済みます」
我が家は2人用のテントを使用しているので、雨の日はオープンタープの下にテントを入れます。
テントが濡れにくいので、後日乾かす時にとても楽。
「フリーサイトで車が横付けできるサイトは、タープのすぐ近くまで車を寄せることができるので、荷物が濡れにくくなります」
「雨設営のコツは、雨が小降りになるまで待機すること」
キャンプ場に着いたら早く設営したいという気持ちになりますが、雨が強く降っていると服や道具など全てが濡れてしまいます。
「小雨になって一気に手際よくタープやテントを張ると、雨に濡れにくくなります」
雨に濡れるのは設営撤収時ですから、雨の強い時はできるだけ避けたいです。
「雨の日はできるだけ荷物を少なくし、使わないギアを持っていかないことが大事」
雨の日は荷物を少なくすると設営がスムーズにでき、濡れた道具があれば乾かす時も楽です。
「スマホのアプリでウエザーニュースタッチがあり、そのアプリの中に雨雲レーダーという機能があります」
雨雲レーダーは有料ですが、雨雲の動きをリアルタイムでチェックでき予想することが可能で、現在居る場所の雨状況がわかります。
雨が弱くなるタイミングがわかるのでとても便利。
「雨は強くなる時もあれば、弱くなることも必ずあります」
雨雲レーダーで雨が弱くなる時間帯をみて、雨が弱くなったら一気に設営をして下さい。
「チェックインの前に雨が降っていなければ、アーリーチェックインをしてしまえば、雨設営を避けることができます」
雨より風が危険で、低気圧の通過などで突風が吹き荒れる場合は、思い切ってキャンセルをすることをおすすめします。
ウエザーニュースタッチには、風速も表示されチェックできます。
2ルームテントやシェルター
「雨の日はオープンタープより、2ルームテントやシェルターなどの方が快適に過ごせます」
オープンタープの場合、横から雨風が入ってくるので人や道具がびっしょりになることもあります。
「オープンタープより、雨風を遮断してくれる2ルームテントやシェルターの方が快適」
「真夏以外の雨の日はどうしても気温が下がることもあるので、暖房器具をつけて暖まることができる2ルームテントやシェルターの方が良いと思います」
荷物は最低限
「雨の日は、設営や撤収が大変なので荷物を減らし、その日に使用する道具だけにして、使わない余計な道具は持っていかない方が良いと思います」
荷物を少なくすれば、雨の日の設営や撤収が楽。
「雨撤収の場合、濡れたキャンプ道具を自宅で乾かすのが大変」
できるだけ荷物を減らし、自宅に帰って乾かす手間を少なくして下さい。
荷物
「雨設営の場合、荷物を降ろす順番で車に積載しておくと、スムーズに荷物を降ろせて設営できます」
すぐに使うテント・タープ・ペグ・ガイロープなど、すぐ出しやすい所に置いておくと便利。
「雨は強弱を繰り返して降るので、小雨や雨のやみ間を狙ってサッとテントやタープを張ると濡れなくて済みます」
テントやタープさえ張ってしまえば、多少雨が降っていても大丈夫で、後は車を横付けして荷物を運ぶだけ。
「雨撤収の場合も、小雨や雨のやみ間を狙って一気に片付けると、荷物が濡れなくて済みます」
荷物を積む順番に並べてまとめておき、小雨や雨のやみ間にサッと車に片づけるのがコツ。
グランドシートとインナーシート
「テントの下に敷くグランドシートやブルーシートは、テントの底より小さく折ります」
テントの下に敷くグランドシートやブルーシートは、テント底の大きさより小さく折ると、グランドシートとテントの間の部分に雨が入り込みません。
「我が家はグランドシートに、丈夫で分厚いシルバーシートを使用しています」
「地面が水たまりになると、テント内に浸水してくる可能性もあります」
「我が家は、雨水がテント内に浸水しても濡れないように、オールウェザーブランケットをテントの床部分に敷いています」
オールウェザーブランケットは、NASAが開発した多目的シートで、軽量・コンパクト・防水・保温性に大変すぐれています。
「オールウェザーブランケットを敷いておくと、最悪浸水してきても、シュラフやインナーマットを濡らしません」
テントの床部分の保護にもなる、おすすめのインナーシート。
「オールウェザーブランケットは、ポリエチレンシート・ポリエチレンフィルム・ポリエステルメッシュシート・ポリエチレンフィルム・アルミ蒸着PETフィルムからなる5層構造」
独自の5層構造と高純度アルミにより、非常に高い熱反射性を実現。
「体温の最大80%を反射し、体温の低下を防止」
命を驚かす低体温症の予防に有効。
「18ヶ月に及ぶ開発期間を経て、ついに誕生した最強のブランケット」
「オールウェザーブランケットは、アメリカ軍をはじめ世界中の軍隊で使用され、防衛省・地方公共団体・学校・企業等で採用」
「オールウェザーブランケットは、防水・防風・保温性に大変すぐれています」
オールシーズン使えて全天候対応型の多機能ブランケット。
「オールウェザーブランケットを敷くことで、冬場は地面からの冷気、夏場は地面からの地熱をシャットアウト」
「4隅に両面補強されたハトメがあり、ペグで固定することも可能」
「我が家は、荷物を置くシートとしても使用しています」
「年間50泊キャンプに行く我が家にとって、オールウェザーブランケットはなくてはならないもの」
リンク
雨撤収のコツ
「ウェザーニュースのアプリを取ると、雨雲レーダーで雨の強弱がわかります」
雨撤収の場合、ウェザーニュースのアプリで今いる場所の雨の状態を確認し、テントやタープを片付けるのはできるだけ雨の弱い時にします。
「濡れているテントをそのままゴミ袋に入れると、水が溜まってしまい乾かすのが大変」
ビニール袋に入れる前に、濡れたテントを叩いて片付けてやると、水が溜まらない上に、乾燥させる時に楽。
雨が止んでいる場合は、タオルでテントをしっかり拭き取ると、雨水が垂れないので自宅のリビングなどで乾かすこともできます。後日、外で乾かす時もあっという間に、テントが乾燥します。
オープンタープの場合
「できるだけポールを低くしてタープを張り、タープの中にテントを入れるとテントが濡れずに済みます。タープからテントの移動も楽」
タープの中にテントを入れられない場合は、テントとタープを連結して下さい。
テントは濡れますが、タープからテントの移動が濡れずにスムーズに行けます。
「雨の日は、ヘキサタープやワンタッチタープより、四角い形のレクタタープの方が面積を広く取れます」
「タープのポールを短くした方が、雨に濡れません」
ポールを短くすることで、風がある時タープがガードして横殴りの雨でも中が濡れにくくなります。
短いポールが無い方は、ポールを斜めにすることで、タープを低く張ることができます。
「雨風が強くない場合は、下記のように4本のポールを使用して下さい」
「風がある場合は風上にポールを使わず、風の影響のない場所にポールを使用することで、雨に濡れずスペースを確保できます」
3本のポールを使うことで、雨風のある日でも濡れずに済みます。
「雨風が酷い場合は、2本のみポールを使って出来るだけタープ内に雨風が入ってこないようにして下さい」
オートサイトとフリーサイト
「キャンプ場選びも重要で、オートサイトはテントやタープのすぐ横に車を停められるので、荷物を濡らさず設営や撤収ができます」
フリーサイトの場合、好きな場所にテントが張れるので、水たまりや水の通り道になっている所を避け、出来ればサイトの近くに車を停めて下さい。
サイトの地面は、土や砂より砂利や芝サイトの方が、テントや道具が汚れないのでおすすめ。
雨の食事
「雨がひどかったせいか、サイトから炊事棟まで傘をさして往復するのが面倒で、雨キャンプの夕食を外食にしたことがあります」
我が家みたいに、キャンプで外食まではいかなくても、雨の日は簡単な夕食の方が楽だと思います。
自宅である程度作ってきて温めるだけにしたり、食材を自宅で切ってきて下準備をすると、面倒なく食事ができます。
「イワタニの炉ばた焼器炙りやなら、雨の日でも焼肉ができます」
「カセットガスボンベ1本で網焼きができ、炭を使用しないので換気をすれば2ルームテント・シェルター・ワンポールテントなど、中で焼肉ができます」
「しるプレートに水を入れるので、煙と匂いが軽減できます」
「雨の日に手軽に焼肉をするなら、絶対イワタニの炉ばた焼器炙りやがおすすめ」
雨キャンプの過ごし方
「大人はお酒を飲んだりして、雨キャンプを楽しむこともできますが、お子さんはけっこう退屈」
ゲームやスマホで遊んだりするのも良いとは思いますが、温泉施設などを組み合わせると、より雨キャンプを楽しめます。
「少々遠い場所に温泉施設があっても、ぜひ家族の為に温泉キャンプを」
温泉施設でゆったりと過ごして、温泉で温まり疲れが取れる、温泉キャンプも良いと思います。
濡れたテントの乾燥
「濡れたテントやタープを放っておくと、カビが生えるリスクが増えます」
1週間程度ならカビは大丈夫ですが、それ以上だとカビが生える可能性があります。
1度カビが生えてしまうと取ることができず、カビが広がってしまうので注意して下さい。カビないように、なるべく早く乾燥させて下さい。
「雨の日は、風が強い時がけっこう多いので、しっかりとしたペグがあると安心」
「我が家は、スノーピークから発売されているソリッドステーク30㎝を使用」
「村の鍛冶屋から発売されているエリッゼステーク28㎝は、ソリッドステークと同じ鍛造ペグで、値段が安いので手軽に購入できます」
「ペグハンマーは、スノーピーク製がおすすめ」
「ペグやペグハンマーは、トラスコのツールボックスに入れています」
まとめ
雨のキャンプは面倒だと思われがちですが、小雨や雨のやみ間を狙ってテントさえ設営してしまえば、後は荷物を運ぶだけ。
雨の日はオンシーズンでも来られている方が少なく、ゆったりと過ごせます。
雨音を聞きながらキャンプをするのも、良いもんですよ。
晴れと雨では、同じ所に行っても雰囲気が全く違います。
雨の日のキャンプは面倒なこともありますが、キャンプをしてみると意外に楽しいことを発見するかもしれません。
以上、「【雨キャンプ最強の対策】テントやタープの設営とレイアウトを紹介」でした。
キャンプ用品セールCheck!
(ナチュラム)
キャンプ用品セールCheck!
(amazon)
キャンプ用品セールCheck!
(楽天)